峠の駅こと佐比内ふるさとセンターです。

数ある峠の駅の中でも屈指の有名店で、各地から経営アドバイスや、運営ノウハウが注目されている産直です。

世に峠の駅が登場した当時からの建物のため、今時の産直に比べ非常に小さい作りになっていて、時期になると建物の中の収まらず、屋外テントを１０基以上出して営業していました・・・。

そこで売り場を２倍以上に増築することになりました。

しかし工事をするにあたって条件があったのです・・・、内容は①営業は休まない。②３月までに仕上げる。・・・たった二つかと思われますが、これで容易なことではありません。しかし天候もさることながら、職員の方々の協力をいただいた事により、大変な危険を伴う工事の３日以外営業を止める事はありませんでした。

おりしも構造計算偽装事件により厳格化された法律により、この建物は専門の「構造計算士」による構造応力度計算を桁・梁・母屋に至るまでしなくてはならず、大変工事開始まで時間がかかり、工期までに仕上がるか不安な要素もありましたが、積極的な地元職人の起用のためか思いのほか工事がはかどり、余裕をもって終わらせることに成功しました。

出来上がったふるさとセンターの商品収納力は上がりましたが、それでもまだテントに商品が溢れ返っております。

みなさんもお近くをお通りの際は立ち寄ってみてください。